診療内容

患者さまへのご負担を軽減するために、麻酔注射を行う前に表面麻酔を塗る処置をします。
注射時には麻酔薬を体温と同じくらいに温め、一定の圧力で麻酔を注入できる電動注射器を使用し痛みを感じにくいようにしています。
むし歯は進行することがほとんどで、放置していて自然に治ることはありません。
歯を削る必要のない状態のむし歯から、歯が溶けてしまっている重度の状態まで5段階に分け、それぞれの状態で治療法が異なります。
また、可能な限り歯を残すために歯の神経の治療(根管治療)も行っています。
歯を削ることなくむし歯の菌を無菌化する方法です。
殺菌作用のある銅イオンを含むミネラルセメントを患部に詰め込むことで完全にむし歯を除去しなくても無菌化することができます。
また、ミネラルの作用により、歯の再石灰化が徐々に促されるという特徴もあります。
※むし歯の部位や量・状態によってはドッグベストセメントが適用できない場合もあります。
歯は一度削ってしまうと、取り戻すことはできない部位です。
詰め物などでの修復は可能ですが、なるべく当院では歯を削らない治療を心がけています。
むし歯に感染した歯の神経や細菌、過去に詰めた古い充填材等を除去消毒し、再度細菌が侵入しないように根管内部に薬を隙間なく詰め、補綴物を被せる治療です。
歯の根管は真っ直ぐな管ではなく、曲がっていたり、枝分かれしていたりします。
複雑な根管に細い針や薬を使い手作業で少しずつ感染物質を取り除いていくため時間がかかる治療になります。
保険で使用される銀歯の素材は本来歯とくっつかない素材のため、歯との接着の相性が良くありません。
年数を重ねていくと接着部分がはがれやすくなり、隙間にむし歯の原因となる菌が侵入して二次むし歯になります。
二次むし歯を防ぐためには、セラミック(陶材)の詰め物をセメントで接着することで解決することができます。
セラミックは長持ちするだけではなく、歯との隙間が生まれにくい素材です。
また、歯垢が付着しにくい特徴もあるので歯を清潔に保つことができます。
歯周病治療のひとつとして、歯石や歯垢の中の歯周病菌を除去するお口のクリーニングを行っています。
重度の歯周病の場合は、歯周病菌に効果のある薬を使用したうえでお口のクリーニングを行い改善を目指します。
このような症状が見られた場合は、お早めに受診ください。
初期段階で歯周病に気づけないからこそ進行が早く、気づいた時には重症だった…という方がほとんどです。
また、全身疾患にも関連のある歯周病は、こまめに検診やクリーニングなどを受けることで予防することができる病気です。
心疾患・脳血管疾患、誤嚥性肺炎、早産・低体重出産などとつながりがあるため、お口の健康は全身の健康にも影響します。
乳歯は永久歯に比べてやわらかく酸に弱いため、むし歯になりやすいうえに進行も早いのが特徴です。そのためお子さまのうちからしっかりとむし歯予防をすることが大切です。
お子さまの歯はフッ素を取り込みやすい特徴があるので、定期的にフッ素でコーティングすることでむし歯になりにくい強い歯にします。
定期的にご来院いただくことで、お子さまも歯医者に慣れることができ、治療が必要になった際もスムーズに進めることができます。
歯の健康だけではなく歯並びにも関係するので、当院ではお子さまの歯の成長に対するお手伝いは専門医がサポートさせていただきます。
お子さまを歯医者嫌いにしてしまわないように無理に治療を行うことはありません。
歯医者さんの雰囲気に慣れてもらう、そして私たちと仲良くなることから始めます。
コミュニケーションを取りながら安心した気持ちを持ったうえで治療を進めていきます。
また、子育てを経験した女性スタッフも在籍しますのでご安心ください。
入れ歯がしっかり合っていれば快適に生活できます。
しかし、合わない場合は不自由さや違和感を感じることになります。
当院では保険適用の入れ歯のほか、自費の入れ歯ではノンクラスプデンチャーを取り扱っています。
ノンクラスプデンチャーは金属を使用していないので見た目が良く、特殊なプラスチックのため弾力性もあります。
はじめは合っていても、使っていくうちに口の状態や入れ歯自体の変形などにより、入れ歯が合わなくなることがあります。
むし歯や歯周病と同様に定期的なメンテナンスが入れ歯にも必要です。
歯の美しさや見た目を改善するだけではなく、機能回復も含めお口周りを美しくする治療で気になる銀歯や前歯の隙間、歯の色などのお悩みに対応します。
審美歯科の白い歯の代表としてはセラミック(陶材)を使用した治療があります。
セラミックの特徴は審美性だけではありません。
セラミック治療は自費診療のため高額だと思われがちですが、歯は治療を繰り返すたびにもろくなり、5~6回の治療を行うと抜歯が必要になってしまいます。
長い目で見ると保険適用の治療を繰り返した場合とでは治療費に大きな差が生じることはなく、何より、歯を残せる可能性が高まる治療です。
歯を削ることなく専用の薬剤を用いて本来の歯の白さを取り戻します。
患者さまのご要望やライフスタイルに合わせ、3種類の方法よりご提案させていただきます。
院内で歯科医師・歯科衛生士のもと高濃度の薬剤を使用するため、即効性があります。
短時間で効果があるのでイベントを控えている方にはおすすめです。
ホームホワイトニングと比べると色戻りが早いことが特徴です。
低濃度のホワイトニング剤を使用し、患者さまご自身で行うホワイトニングです。
ゆっくりとホワイトニング剤を作用させるため、白さを実感するまでに時間はかかりますが色戻りが遅いことが特徴です。
オフィスとホームのデメリットを補い、ご希望の白さとホワイトニング効果も長続きする方法です。
2種類を併用するため、費用が高額になることがデメリットです。
気になる歯の色や、お口の中にある金属のせいで自然に笑えないなどのお悩みがあると日々のことなのでストレスにつながります。
コンプレックスを解消することで患者さまが自信をもって笑顔になれるように、精一杯サポートさせていただきます。
矯正治療は専門的な技術と知識が必要となるため、矯正専門医が定期的に来院し治療を行っております。
また院長はマウスピース矯正も得意としております。
小児矯正は、お子さまの顎の骨の成長に合わせて歯並びを整えることができることが一番のメリットです。
大人になって始めるよりも良い結果を得られる可能性が高まります。
お子さまの歯並びが乱れる原因としては、日頃の何気ないクセがあります。
柔らかいものばかりを好んで食べる、ほおづえ、指しゃぶり、口呼吸など…
お子さまの成長度合いと症状に合ったタイミングで開始することが大切になります。
当院は「マイオブレース」という小児矯正装置を導入しています。
ワイヤーや固定装置を使わない、取り外しができるもので、歯並びが悪くなる原因の(口呼吸・舌の位置・悪い癖)を改善していきます。
およそ5歳~10歳ごろのお子さまの治療として提案しておりますので、歯並びが気になったら早い段階でご相談ください。
当院ではインビザラインシステムとケンラインシステムのマウスピース矯正を取り扱っています。
どちらも取り外し可能な透明のマウスピースを使用した矯正方法で、歯に装置が固定されないので違和感が少なく、食事や歯磨きの時には外せることが特徴です。
それぞれに特徴がありますので、歯並びの状態やご希望を考慮しご提案します。
院内で歯科医師・歯科衛生士のもと高濃度の薬剤を使用するため、即効性があります。
海外でマウスピースが作製されるため、装置がお口に入るまで少し時間がかかります。
国産のフルデジタルマウスピースのため、治療はインビザラインより早く開始することができます。
症例に合わせ、歯科医師の診断のうえ、ステップ毎に治療を進めていきます。
最終セットアップを目標にハード装置を装着します。
歯の表面に装置を付け、ワイヤーを通し歯を引っ張り歯並びを改善する方法です。
古くからある方法で歴史と実績はあり、幅広い症例に対応ができます。
骨の幅が足りない、厚みが足りない、骨の状態によってさまざまな方法で骨を造りインプラントを行うことが可能です。
当院ではCTを完備しておりますので、骨の状態を確認のうえどのような方法があるか診断いたします。
レントゲンやCTの画像だけではなく、模型やイラストを使い丁寧にご説明をします。
個室で行いますので、周囲を気になさらずにご納得いくまでご質問ください。
ご自身のお体のことですので、ご納得いただいたうえで治療を受けていただくことがなにより大切だと考えています。
インプラント研究・開発の歴史が50年以上あり、治療後5年及び10年の長期的な臨床データにより精密技術の高さと品質管理の徹底が高いインプラントメーカーです。
ジルコニア製のインプラントで、金属不使用のインプラントです。
チタンの人工歯根(インプラント)より体への馴染みが良く、汚れがつきにくいのでインプラント周囲炎になりにくいのが特徴です。
当法人理事長は、zSYSTEM社の認定指導医を有しています。
長く安心して使用していただけるよう、10年間の保証期間を設けています。
当院ではインプラントのみでなく、全ての使用材料において世界的な信頼を得ている高品質な材料のみを使用しています。
安価な価格設定ではございませんが長期的に、もしくは一生涯機能してくれる可能性を期待して全ての治療を行っています。
歯が抜けた際の治療法にはメリット・デメリットがあります。
インプラントは自費治療のため高額になり、外科的な手術が必要になります。
ブリッジは隣の歯が健康でも削らなければならず
入れ歯は見た目や舌触りの違和感・噛むと痛い、外れやすい
部分入れ歯はバネをかけた歯に負担がかかることで抜けてしまう場合もあります。
治療にあたってどのようなリスクがあるのかを充分検討し、ご不安を解消してから治療を進めていきます。
当院では幅広い世代の患者さまの歯の健康維持をサポートできるよう、以下の取り組みを行っています。
ブラッシングでは落とすことのできない歯の表面にある細菌の膜を専用の機器を使い、汚れを完全に除去しツルツルに磨きあげます。
フッ素塗布でコーティングして細菌を繁殖させない予防を行います。
超音波と水の力を利用し、吹き出す水が歯周ポケットに入り込むので深い部分の歯石も除去ができます。
水と同時に空気も送り込むので、空気を嫌う歯周病菌の退治にもなります。
水と超微細なパウダーを吹き付け、歯の表面の着色汚れを落とします。
タバコやコーヒー、ワインなどを好む方は色素沈着により、歯が変色することがあるのでPMTCより白さを求めるクリーニングをするのであればエアフローを用いた方法がおすすめです。
むし歯や歯周病のなりやすさ・着色のしやすさなどで、お口のクリーニングを行う間隔は皆さま異なりますが3ヶ月~6ヶ月に一度が目安になります。
CT撮影を行い親知らずの位置を正確に把握することで、術後に神経がマヒすることを最小限に抑えます。
※状態によってはすぐに抜歯の対応ができません。炎症状態などを必ず診察させていただきます。
真っ直ぐ生えた親知らずであれば問題はありませんが、斜めに生えたり埋まっている状態の親知らずは歯並びが悪くなったり、ブラッシングがしづらく歯周病やむし歯の可能性も高めてしまうので、早めの抜歯をおすすめします。
寝ても寝ても疲れが取れない、いびきが気になると家族に言われた…など、睡眠に関連するお悩みをお持ちではありませんか?
それは睡眠時無呼吸症候群(SAS)のサインかもしれません。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中になんらかの理由で呼吸が止まることでさまざまな症状を引き起こします。
放置すれば高血圧や心疾患、脳卒中などのリスクが高まるため、適切な治療と睡眠の質の改善が大切です。
当院の睡眠時無呼吸症候群(SAS)外来では、検査を行い情報を医科に連携、睡眠の質の改善を図る治療を行っています。
気になる症状がありましたらお気軽に当院までご相談ください。